嘉六-KAROKU-

明治時代の五丈八尺を復元!

明治時代の能代七夕の写真を元に復元された名古屋城をモチーフにした高さ五丈八尺(17.6m)大型灯籠です。
This is the lantern float modeled after the one pictured in the Meji-era photograph.

江戸時代末期、これまで人形中心だった能代七夕で、名古屋城を模した灯籠を最初に製作した大工「宮腰嘉六みやこしかろく」 の名前から「嘉六-KAROKU-」と名づけられました。(2013年制作)
An Edo period carpenter was the first to make a lantern float in the shape of Nagoya Castle.

天主閣と鯱
天主閣には名古屋城の特徴である鯱をディフォルメし、高さ3mの巨大な鯱にして据えられております。
 
8段目「櫓」
櫓が四方に配置されており、石垣と鶴、松竹梅と雀など、縁起の良いものが描かれています。鯱の部分を隠しているのものは雲を表し加勢灯籠を意味しております。
 
7段目「石灯籠」
城郭の石垣と漆喰の壁に門が配置され鯱が上げられております。

5・6段目「松」
松が描かれるこの段には、名古屋城の襖絵を元に描かれた城内の風景と武士公家を描いています。
 
4段目「桜」
桜が描かれるこの段は、江戸時代の風俗画をモチーフに描かれた華やかな花見の様子が描かれています。
 
3段目「波灯籠」
波灯籠と呼ばれるこの部分は、豊かな水が蓄えられた城郭の堀です。泳ぐのは赤青の夫婦の鯉に、亀と紅白の錦鯉、縁起がよい水辺の生き物を桜が彩ります。
 
2段目「花灯籠」
花灯籠と呼ばれるこの場所には、華やかな牡丹の花が描かれています。
 
1段目「紅白の幕」
縁起のよい紅白の幕がかけられております。